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ロードバイク乗りがe-Bikeに乗り換えた話|1ヶ月インプレ・正直レビュー

10年ロードバイクに乗ってきた筆者がe-Bikeに乗り換えた体験談。最初の違和感・良かった点・後悔した点を正直にレポート。ロードバイク経験者向けのe-Bike選び方も解説。

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この記事でわかること

10年ロードバイクに乗ってきた筆者がe-Bikeに乗り換えた体験談。最初の違和感・良かった点・後悔した点を正直にレポート。ロードバイク経験者向けのe-Bike選び方も解説。

「電動自転車なんて邪道だ」——正直に言うと、e-Bikeを試す前はそう思っていました。

ロードバイク歴10年。Trek Madoneからビアンキのエンデュランス系まで数台乗り継いできた自分が、なぜe-Bikeに乗り換えたのか。そして、実際に1ヶ月乗ってみてどうだったか——正直なインプレッションをお伝えします。


なぜ乗り換えを考えたか

きっかけはシンプルでした。42歳になって、坂が辛くなったのです。

20代の頃は富士ヒルも完走し、週末には100km以上走っていた。でも、40代に入って体力の衰えを感じ始め、気づけばグループライドでも仲間においていかれる場面が増えていた。

「体力作り直せばいい」とトレーニングを再開しても、仕事と家族時間の中では続かない。そんな時、会社の後輩がe-Bikeで楽しそうに走っているのを見て、「一度試してみるか」と思ったのが始まりでした。


試乗で驚いた3つのこと

地元の自転車店でSpecialized Turbo Creo 2 Expertを試乗。そこで感じた驚きを正直に書きます。

驚き1:「アシストしている感覚がほぼない」

Shimano EP8のアシストは本当に自然でした。「電動アシストが入る」という明確な感覚ではなく、むしろ「自分の脚が急に強くなった」ような錯覚を覚えます。

以前乗った電動シティサイクルのような「ぐっと押される感覚」とは全く違う。ロードバイク乗りが「邪道」と感じる理由のひとつは電動感の違和感だと思っていたけど、最新のスポーツe-Bikeはそれがほぼありませんでした。

驚き2:「重いけど、坂は全然辛くない」

車重は約13kg。自分のTrekが8.5kgだったので、4.5kg重い。発進時・持ち運び時はその重さを感じます。でも走り出すと不思議なことに、坂道での辛さが消えました。

ずっと苦手だった近所の10%勾配の坂を、会話しながら登れた時の感動は正直ちょっとヤバかったです。

驚き3:「航続距離が思ったより短い(Turboモード使うと)」

最初はTurboモード連用で走っていたら、30kmほどでバッテリーが半分になりました。Ecoモード主体に切り替えると航続距離が倍以上に伸びる。モードの使い分けに慣れが必要だと実感。


1ヶ月乗り続けてわかったこと

良かったこと

e-Bikeに乗り換えて良かったこと

メリット

  • 行動範囲が劇的に広がった(近所の山を越えて隣の街まで)
  • 10歳離れた体力自慢の友人と同じペースで走れる
  • 向かい風・坂道でのストレスがほぼゼロになった
  • 通勤でもスーツで汗をかかずに乗れるようになった
  • 仕事終わりの疲れた状態でも「少し走るか」と思えるようになった
  • 加齢を言い訳にしなくなった(精神的な効果が大きい)

デメリット

  • 最初の1週間は「重い」と感じた(慣れで解決した)
  • バッテリー管理・充電のルーティンが必要
  • 輪行・担ぎ上げが辛い(重量問題)
  • 競技・レースには使えない(当然だが)
  • 盗難が怖くなった(施錠・保管に気を使う)
  • 本体価格75万円の出費は正直痛かった

ロードバイクとe-Bikeを比較して感じたこと

スペック
e-Bike(Turbo Creo 2)おすすめ
ロードバイク(Trek Madone)
坂道の楽しさ◎ 苦もなく登れる△ 体力次第
平坦路の走り心地○ 自然で快適◎ 軽快
下り坂○(重さで安定感あり)◎ 軽快に下れる
輪行・携帯性✗ 重くて大変◎ 軽くて楽
仲間と走る楽しさ◎ 体力差関係なく楽しめる△ 体力差が出る
通勤・日常使い◎ 汗かかず快適△ 汗の管理が必要
達成感・挑戦感△ 自分の力の比重が下がる◎ 純粋に自分の脚の成果
体力・運動効果○ Ecoモードなら十分◎ 純粋な運動効果
初期コスト✗ 高い(75万円)△ 中〜高(25〜100万円)

※ スペックは公式情報に基づきます。実走条件により異なる場合があります。


ロードバイク乗りがe-Bikeに乗り換える3つのタイミング

タイミング1:グループライドで「ついていけなくなった」と感じた時

これが最も多い乗り換えのきっかけです。仲間との体力差を電動アシストで埋め、グループライドの楽しさを取り戻せます。

タイミング2:通勤・日常利用も考えている時

純粋なスポーツライドだけでなく、通勤や日常のちょっとした移動にも使いたい場合、e-Bikeは最強です。汗をかかずスーツで通勤できる。これはロードバイクでは難しい。

タイミング3:40代以降で「楽しみたいが体が辛い」と感じ始めた時

これが本質です。e-Bikeは「体力の衰えを補う道具」ではなく「サイクリングの楽しさを長く続けるための道具」です。加齢と向き合いながら、自転車を楽しみ続けるための最高のツールだと思います。


ロードバイク乗りにおすすめのe-Bikeモデル

ロードバイク乗りが重視するのは、おそらくこの3点:

  1. 軽さ・走り心地の自然さ(電動感のなさ)
  2. ドロップハンドル・ロードバイクに近い姿勢
  3. 高品質なコンポーネント

その観点から絞ったおすすめモデルです:

最強の選択肢: Specialized Turbo Creo 2 Expert(約75万円)

私が実際に乗り換えたモデル。Shimano EP8の最も自然なアシスト感、軽量カーボンフレーム、Shimano GRX Di2の完成度。ロードバイク乗りに最も「自転車らしい」と感じてもらえる一台。

コスパ重視: Cannondale SuperSix Neo Carbon 2(約65万円)

SuperSixという名車のe-Bike版。Shimano EP8搭載・カーボンフレームで、ロードe-Bikeの中でもっとも「純粋な走り」を楽しめます。

ハイエンド: Trek Domane+ SLR(約150万円〜)

フラッグシップ。超軽量カーボン・IsoSpeed振動吸収・最高グレードのコンポーネント。完全に「自転車として」楽しめる、ロードバイク乗りの最終形。


e-Bikeに乗り換えて後悔する人・しない人

後悔しにくい人

  • 仲間・家族と楽しく走ることを重視している人
  • 通勤・日常使いも視野に入れている人
  • 加齢・体力低下と向き合っている人
  • 坂道や向かい風のストレスを解消したい人
  • 行動範囲を広げたい人

乗り換えをよく考えた方がいい人

  • ヒルクライムレース・グランフォンドに参加している競技志向の人(e-Bikeは参加不可の場合が多い)
  • 輪行・遠征を頻繁にする人(重量が大きなデメリット)
  • 「自分の脚だけで走る達成感」を最重要視する人
  • 予算が50万円以下でロードe-Bikeの高品質モデルを求める人

まとめ:乗り換えを1ヶ月後に振り返って

正直に言います。乗り換えて良かったと思っています。

「邪道」と思っていた気持ちは、最初の試乗で消えました。Shimano EP8の自然なアシストは、純粋に走る楽しさを消しません。むしろ、体力の壁を取り除いたことで「もっと遠くへ行こう」という気持ちが復活しました。

42歳の私にとって、e-Bikeは「諦めていたサイクリングの楽しさ」を取り戻してくれるツールでした。ロードバイク乗りの皆さん、一度試乗することをお勧めします。先入観は一発で消えるはずです。

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